軟弱地盤への対応
計画地は旧河道にあたり、地表から約12mまで軟弱層が続いていました。 当初の設計は杭基礎でしたが、支持層の深さにばらつきがあることが調査で判明したため、 設計事務所と協議のうえ杭長を部分的に見直しています。 事前のボーリング本数を通常より4本増やしたことで、着工後の追加費用を抑えられました。
稼働中の隣接倉庫への配慮
敷地の東側に発注者様の既存倉庫が稼働しており、大型車両の出入りが日中に集中していました。 そのため、鉄骨建方など大型重機を使う工程は土曜日に集中させ、 平日は資材搬入の時間帯を9時〜11時と14時〜16時に限定する計画としています。 工期中、既存倉庫の物流を止めた日はありません。
引き渡し後の運用を見据えた仕様変更
施工中、発注者様の取扱商材が変わる見込みとなり、3階の一部を定温区画に変更しました。 内装工事の着手前だったため、断熱仕様と空調容量の変更で対応でき、工期への影響は2週間で収まっています。
- 基礎:場所打ちコンクリート杭(φ1,200 / 最大長34m)
- 外壁:ALCパネル t=125mm・断熱材充填
- 床:コンクリート金ゴテ仕上げ(積載荷重 1,500kg/m²)
- 設備:垂直搬送機2基、ドックレベラー6基